あの日のことをもう一度

2004年6月27日（日）、窓から外を見ていると茶色の小さな何かを持って歩く小学生たちを発見。直感的に 『子ネコ！』 だとわかり外に出て小学生を捜すと 『迷子になってたから』 本当にそうかな、きっとお母さんは近くで連れ去られるわが子を見ていたはず。勝手に連れて来ちゃったのに 『家じゃ飼えない』 『もう帰らなきゃ』 と立ち去ろうとする小学生たちから委ねられ両手の中に残った小さな子ネコが みかん です。ほんとうに小さくて軽くて柔らかくて温かい命は瞬時に愛おしい存在に。ペット禁止のマンションで そとネコ一辺倒だったわが家に まさか子ネコがやってくるとは。。。とにかく以前そとネコが通った病院へ。当然ながら子ネコを入れるものなどなく、あったのは 『伊豆 みかん』 のダンボール。これがみかんの名前の由来です。 『たくさんおっぱい飲んでるお腹だね』 とみかんを診察した先生の言葉を聞いたときはこの子を探したであろうお母さんのことを想像してウルっとなってしまいました。お母さん、ちゃんと責任持って育てます。あの日から5年が過ぎ、小柄ながらも元気にちょっと気が強い女の子に成長しました。

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